【おすすめ!?】ミレー ドライナミックメッシュノースリーブを使った感想とデメリット

さまざまなもの

みなさんどうも、こんにちは!

僕は元帰宅部の本気【The VO2 MAX RUN】というYOUTUBEチャンネルでランニング・マラソン情報を発信をしている市民ランナーです。

みんさんはご存じでしょうか?

人間の持つ持久力には絶対に必要となるあるものの存在を。それは持久力の根幹を支える最も重要と言っても過言ではないもの。

それこそが「発汗能力」、言葉を換えると体を冷やす冷却能力です。

ランニングの専門家であまりこの事実を指摘する人は少ないですが。

人間の持っている最強の武器のひとつこそがこの「発汗能力」

というのも、この発汗能力により随時体温を下げることができ、長い間、運動しても体に熱がこもらず長時間のハイパフォーマンスが可能となる。

これはとてもずば抜けた進化でもあります。

一体なぜか?

それは、初期人類が肉食動物に捕食されるリスクを減らしつつ、食糧となる獲物をとらえる確率を最大限に上げることが可能だから。つまり、「超」がつく合理性がそこには潜んでいると考えられているからです。

日中の炎天下において肉食動物たちはゆっくり日陰などで休んでいます。その間を狙い、我々の祖先、初期人類は獲物となる動物を集団でひたすら追い立てる。

するとどうなるのか?

オーバーヒート、つまり熱中症になる。なぜなら炎天下という体温が上昇しやすい環境と相まって獲物となる動物には毛があり、体温調節方法もよく犬がやるような舌をだらりとだすような方法だから。翻って、人間は体毛自体が少なく、全身を舌のような濡れた状態にできる。動物の中で最強の冷却器官を持っている。

この冷却器官、汗をかくという能力があってはじめて長時間動き続けることが可能となる。

そう、この冷却能力があってはじめて持久力を遺憾なく発揮できるのが我々人類なのです。

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これが初期人間の狩りの方法。ランニングの根源。今の我々ホモサピエンスと比べて脳が小さく、道具を作製できないときにどうすれば生き残れるかを必死に模索した結果たどり着いたひとつの方法。

日中の炎天下に獲物となる動物をひたすら走らせ熱中症にさせて狩りをするという超がつく面白い狩猟方法。持久力に特化した人間だけのなせる技、その名も「持久狩猟」

このように自分が捕食されるリスクを最大限にヘッジしながら、狩りの成功確率を上げるという最強の戦略をとっていたのではないのか?

と言うような「超」がつく面白い仮説を唱える学者もいるくらい人間には必須の汗をかくという能力。

※コメント※
個人的には下巻のほうが面白い!馬と人間が競争するという「マン・アゲインスト・ホースレース」から人間の持久力を紐解きました。ネタバレすると人間が勝ちます!あの馬に!(マジで!?)この謎に「汗」が関わってくるのです。個人的にこの話は死ぬほど好き!そんな「マン・アゲインスト・ホースレース」はp46~を参照。また、下巻のほうがランニングに特化したトピックが多く、ランナーなら下巻を読むのがおすすめ。上巻を飛ばして下巻から読んでも特に問題ないと僕は思いました。上下巻を通して知的好奇心をくすぐられる名著。

↓この本「運動の神話」にあったダンス(音楽)が持久力トレーニングに繋がっている!?という死ぬほど興味深い話はこちら↓

【大迫傑も使う○○】ランニングやマラソントレーニングを楽にする方法

↓馬と人間が競争するという「マン・アゲインスト・ホースレース」という面白いレースから汗と持久力を紐解きました↓

が、現代ではこれが仇となる場合がある。

みなさんも経験したことはないでしょうか?

マラソンや登山などの長時間の運動の後半に汗びっしょりの衣服のせいで体温を奪われてパフォーマンスの大幅低下、もしくは寒さのせいでお腹を壊したり低体温症のようになってしまうきつく辛い状況を。

特にマラソンは冬場がメイン。一度立ち止まるとすぐに体が冷えてしまう。

ある意味、汗のせいで。

何を隠そう僕自身かなり汗をかく人間です。なので、寒い中、長時間運動をするとすぐに汗びっしょりになってしまい、過去にそのせいで体が冷えてトイレに駆けこんだこともあるくらい。

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もともと人類はアフリカの比較的暑い気候に適応してきたと考えると、あまり寒いところで運動することを想定していなかった体のある意味弱点、僕が好きな進化生物学者の言葉を借りると「進化的ミスマッチ(仮説)」

※コメント※
この本に「進化的ミスマッチ仮説」や「ディスエボルーション(後退的進化?造語なのでちゃんとした日本語訳は不明)」という考え方が登場しており、現代での便利な生活の落とし穴を人間の進化という視点から詳しく深ぼられています。我々は生まれてから現在の生活が常識ですが、人類史を俯瞰すれば現代の生活こそある意味例外(異常)。その事実を突きつけてくれる名著。

↓発汗についての生理学が学べる最もおすすめな書籍↓

※コメント※
ブルーバックスレーベル(科学レーベル)から出ているため、しっかりとしたその分野の専門家が持てる知識を遺憾なくぶち込んだ「超」おすすめ書籍。この一冊でまるまる「皮膚」の働きがわかる。iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授が絶賛しているのもわかります。初学者には「結構、難しくない!?」と僕は思ってしまったけど内容は本当に良質。アトピーなど皮膚疾患で悩んでいる人は「怪しい疑似科学本」よりこの本を断然おすすめします!
↓その他、読み物としても面白いおすすめ皮膚の話↓
傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学

このような進化的ミスマッチ(仮説)。持久力に必須であるはずの体を冷やし続ける最強の武器である発汗能力がもたらすパフォーマンスの低下。

今回は人類がおそらく想定していなかったこの進化的ミスマッチ(仮説)の抜本的な解決策について僕が感じたある意味最強のスポーツ科学をご紹介したいと思います。

このブログを最後まで見ると、マラソンや登山を含め長時間運動した後の汗によるパフォーマンス低下を最大限に抑えられるノウハウが手に入る。タイムを狙うランナーはもちろんスピードを求めないエンジョイランナーにこそ実はおすすめです。

より快適なランニングをしたい方は是非、最後の最後までご覧ください!

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【おすすめランニングウェア】ミレー(millet)のドライナミックメッシュ

※案件ではございません※

では、早速結論です。

それがこれ。

登山ギアで有名なミレー(millet)のドライナミックメッシュです。

まあ、最初この商品を見ると誰もがこう思うと思います。めっちゃ変態っぽいと。

あみあみのなかなかヤバそうな商品。

が、これは僕が実感した中でずば抜けて「すごすぎ!」と唸った商品でもあります。

というのも、汗をかく能力や保温能力は努力でどうしようもない運動生理学的なもの。汗をかかないようにしたり、保温能力をトレーニングで向上させるのはまず無理。かなりマニアックなことを言うと、こちらの「ツンモ式呼吸法」でも解説しましたが特殊な呼吸法によって保温能力を一時的には高めることはできると言えばできますが、全然一般的ではない。よって、努力のベクトルを自分自身の体というよりは外部の環境に向けて解決策を探すのがベストプラクティス。

↓ツンモ式呼吸法はこちらで解説↓

※コメント※
動画の後半で説明している「心拍変動の仕組み」を理解すれば、なぜ呼吸だけで一見、コントロールできなさそうな体温調節にアプローチできるかがわかると思います。やっぱり、人体は面白い!
↓【参考文献】人体の不思議を実感できるおすすめ書籍↓
BREATH: 呼吸の科学

ということで、外部の環境を変化させてこの発汗能力とどう向き合うかに焦点が当てられます。

その結果、様々な汗をコントロールする商品やウエアが数多くある中でおそらくダントツで人類の叡智であるこの発汗能力と持久力をある意味マッチできるのがこの商品「ミレードライナミックメッシュ」なのです。

一体どういうことなのか?

一言で言えば、スタートとほぼ同じ状態をゴールまで持続させることができる。その再現性の高さです。

つまり、めちゃくちゃ快適ということ。

よく多くのランナーが着ている速乾性Tシャツ、ドライTシャツとくらべものにならない、というか構造上別物なので、そもそも比べる対象にすらならないのがこのミレーのドライナミックメッシュ。

外見は置いておいて。

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ということで、僕の現在のベストプラクティスがこのミレーのドライナミックメッシュの上に速乾性Tシャツを着ること。この方法でまさに汗の魔の手から逃れることができます

そしてこれこそ、最高のスポーツ科学だとも僕は実感しています。

想像してみてください。

スタートのときの心地よさ・快適さでゴールを迎えられたらと。

具体的な感想は僕の意見より、悪い感想も含め実際の様々なレビューを見ることをおすすめします。個人的なデメリットとしては見た目くらいしか思い浮かばないので。その他、実際に使用していて機能性に関しては気になることは僕的には皆無でした。

補足としてアマゾンでの現時点でのミレードライナミックメッシュの評価としては、1356件の評価がついていて★は5段階中4.4という超高評価です。

と、良い点だけをあげるとPRとなんら変わらないと思うので、ひとつ致命的な点だけお伝えします。それこそ、色の問題なのです。

カラーバリエーションが様々あるのですが、オーソドックスなブラックは色の濃いランニングウエアを着用するときは問題ありませんが、白いウエアや色の違いウエアを着ると透けて致命的に変態度が増すので、要注意です

色の濃いウエアを着るしか選択肢がなくなる。もしくは白色のドライナミックメッシュを着る。見た目をまったく気にしなければ問題ありませんが、そのような制限が存在することはお伝えしておきます。

ところで、みなさんはこのドライナミックメッシュを開発したミレーmilletという企業をご存じでしょうか?

フランス生まれのアウトドアメーカーで登山業界ではかなりメジャーな企業です。このミレーが作ったということでこの商品はもともと登山用として開発されました

よってマラソンだけでなく、登山やトレイルランなどの長丁場な運動にこそ、その真価を発揮します。ロングトレイルやウルトラマラソンをする方は一度騙されたと思って着てみるとパフォーマンスアップにつながるくらいの可能性を秘めていると僕は実際に着ていて感じています。気になる方は実際のミレーの公式サイトをご覧ください。

↓【公式HP】Milletドライナミックメッシュ↓

DRYNAMIC® MESH ドライナミック®メッシュ アンダーウェア | MILLET
汗による不快感からあなたを開放するアンダーウェア。登山やスポーツをする上で「汗」による不快感や汗冷えからくるパフォーマンスの低下を防ぎ肌に濡れた感覚を残さず心地良い着心地を持続させる先進のアンダーウェアです。

正直購入するのに、本当に使うのだろうか?とかインナーとしては値段が高いなど躊躇すると思うので、個人的には誰かのプレゼントとして贈るかもらうのがおすすめです。

何を隠そう僕はプレゼントとしてもらいました。怒られるかもしれませんが、もともとの期待値の低さも相まって、正直「怪しいな」と思いながら実際に使うと、本当にすごく良く、自分でももう一着購入したレベルです。

特にもともと汗をかきやすい僕のような体質の方にはおすすめ。

ちなみにノースリーブタイプは様々なシーンで使えるので特におすすめします。僕はノースリーブタイプを購入しました

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「プレゼントは自分でお金を出すのはためらわれるけど、もらったら嬉しいもの」という自分流の定義で考えると、マラソンや登山、サイクリングなど持久系スポーツを楽しむ方がもらって一番嬉しいかもしれないと僕は感じています。忖度抜きで。

プレゼントの値段としてならしれていますし、もし一回着てみれば手放せなくなる人もでてくるかもしれません。

レビューサイトを載せておくので、気になる方はご自身で様々な情報を集めてみてください。

↓【レビューサイト】ミレーのドライナミックメッシュ(メンズノースリーブタイプ)↓

【公式ストア】ミレー

アマゾン(1356件の評価がついていて★は5段階中4.4)

ある意味最先端のスポーツ科学を体感できるグッズ。それがミレー(millet)のドライナミックメッシュ。このような商品もあると知っていれば快適に長時間、体を動かせるかもしれません。

人間の持久力を遺憾なく発揮できる冷却機能としての汗、発汗機能と上手く付き合って最高のパフォーマンスを実現してみてください。

それが現代人しか体験できないスポーツ科学の真骨頂です!

※コメント※
なぜかアマゾンや楽天で10%オフなどになっているので、公式サイトより通販サイトから購入したほうがお得な場合あり。同じようなメッシュのインナーが他社から安く発売されていますが、ミレーは特許を取得しているため、ミレーの本物を買ったほうが絶対に良いと思います。登山からウルトラマラソンまで持久系スポーツをする人全員におすすめ(特にプレゼントに最適だと僕は思います)!

↓【喜ぶこと間違いなし】ランナーにおすすめプレゼントはコレ!↓

【変態っぽい!?】ミレー ドライナミックメッシュで楽に走る【マラソン・ウルトラマラソン・トレイルラン・登山にもおすすめ】
※案件ではございません※マラソン・ウルトラマラソン・トレイルラン・登山にもおすすめ。一見、変態っぽく見えるスポーツ科学グッズ「ミレードライナミックメッシュ」で汗冷えに対処し、楽に走る。腹を抱えるくらい家族に死ぬほど笑われたのが良い思い出(怒)変態呼ばわりはひどくない!?【公式HP】Milletドライナミックメッシ...

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