【おすすめランニンググッズ】キャップか?ヘッドバンドか? ヘイロⅡヘッドバンドプルオーバー

速く走るための方法を考える

みなさんどうも、こんにちは!

僕は元帰宅部の本気【The VO2 MAX RUN】というYOUTUBEチャンネルでランニング・マラソン情報を発信をしている市民ランナーです。

みなさんはご存じでしょうか?

人間はとても上手く出来たつくりをしているということを。

とくに一番面白い人体のつくり、能力は何か?と問われれば、僕は「汗」「発汗能力」だとあえて言いたいです。

このランニングと切っても切り離せない汗を上手くかく能力がなければ、おそらく我々が今現在この地球上に存在していないかもしれないから。

ということで本日はランニング中に必ず起こる現象「発汗」

汗を面白い観点から再び取り上げその対処法を僕がおすすめするあるものと一緒に深ぼって行きたいと思います。

このブログを最後まで見れば、汗をかくという行為の裏にある壮大なロマンとランニングやトレーニングの質の向上につながるあるノウハウが手に入る

是非、最後の最後まで気楽にご覧ください。

【走力アップ】人間が持つ発汗能力

Just a moment...

こちらの世界屈指の学術誌、2024年4月5日のサイエンス誌の表紙を飾ったのが、われらの大先輩、教科書に載っていた祖先。

その名もビートルズの名曲、「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」にちなんで「ルーシー」と名付けられたアウストラロピテクス

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ちなみに現在はこの我々の祖先「アウストラロピテクス」という名前は教科書から消え、それに代わって「サヘラントロプス・チャデンシス」というのが人類の最古の祖先として掲載されていたりします。

このわれら人類のもともとの祖先の完全復元画像には驚くほど毛が生えています。

ここから急速に人類はこの身体を覆う毛をなくしていき、同時に汗をかく能力を強化していくのです。というかその現在進行形の進化が彼女、ルーシーです。

ルーシー (アウストラロピテクス) - Wikipedia
実はほとんどの哺乳類の汗は人間の汗とは違うという事実をご存じでしょうか?

人間のかく汗はサラサラとしています。が、しかし、ほとんどの動物の汗はべとべとしていて臭い。

これが何を意味しているのかというと、汗をかく汗腺の種類が違うのです。

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基本的な動物は皮脂腺といってあぶらのような汗をかく。

そして、おそらくそれこそが動物界のスタンダード。人間はそう例外なのです。みなさんご存じの通り、我々は基本的に運動をするとサラサラとしたしたたる汗をかきます。あぶらのようなギトギトの汗ではない。

もちろんかなり誇張表現ですが。

ちなみにここで面白い雑学を入れると、カモシカと呼ばれるヤギ?のような動物の汗の色はまさかの青色、またあのゾウの汗も青いとのこと。

さらにみなさんご存じのカバ。このカバの汗の色は赤色や茶色だったりします。

ここが面白いのですが、なぜカモシカの汗の色が青色なのか?は不明らしく、カバの赤色や茶色の汗の色に関しては最初は透明ですが時間が経つと色がつくという超面白い現象で身体を乾燥や細菌から守っている説が有力とのこと。

慶應大学が発表した面白い参考資料をページ数とともに下記に載せておきます。めちゃくちゃマニアックでいて貴重な情報がたくさん載っているので、かなり面白いです。

カバはケガをしても治りが早い

という謎過ぎる話がまさかの汗で語ることができるかもしれません。そんなにわかには信じられない興味深い話が詰まっています。

↓【慶應義塾大学】動物の汗についての研究↓

生物由来の色素および毒の化学的研究(犀川陽子博士)

http://iroha.scitech.lib.keio.ac.jp:8080/sigma/bitstream/handle/10721/1909/document.pdf?sequence=4&isAllowed=y
※コメント※
上記URLからアクセス出来ない場合はグーグル等で「生物由来の色素および毒の化学的研究 犀川陽子」で調べると一次情報にアクセスできると思います。かなりマニアックでいて「超」面白い知見。しかもカラー写真付きでおすすめ!カエンダケも面白いですが、カバの汗(第3章)が実に興味深い。p35の概要だけでも読んでみてください!ここに面白知識が詰まっています(最高)!
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↓ネイチャーの表紙になった「持久走とヒトの進化」↓

タイトル:Endurance running and the evolution of Homo

↓全文PDF(ハーバード大学)↓

https://scholar.harvard.edu/files/dlieberman/files/2004e.pdf

↓その他、誰も語らない!?進化生物学的ランニングの知見↓

【おすすめランニングシューズはこれ!】ベアフット用ランニングサンダル・ワラーチで走る方法【タラウマラ族から学ぶランニング・ウォーキング】

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話がやや脱線しましたが、人間は汗をかくという類まれな能力を進化させることで、体温調節機能、冷却機能が爆上がりして結果、長時間動いてもオーバーヒートせずに最高のパフォーマンスを発揮できる。

つまり、動物を上手く狩って食事にありつける確率を上げたのです。

人間はだからこそ持久力に特化した驚くべき種であるというのはこちらのネイチャー誌の表紙を飾ったその名も「持久走とヒトの進化」という論文の中で語られています。

この人類の進化に大きく貢献した汗をかくという能力。この発汗能力があって、はじめて脳がそこまで発達していなかった、言葉を換えると、上手く武器など考案できなかった我々人類の祖先が自前の二本の足と持久力によって上手く食事をゲットし、ギリギリの食生活ではなく豊かな食生活ができたからこそ、そこに余剰カロリーが発生し、その余剰カロリーのおかげで脳が大きくなり賢くなったというのが現在の定説です。

9割はゆっくり走れ!人類にとってジョギングが大切な驚くべき理由

よく言われる「人間は脳が巨大化して賢くなった」という結果論にはそもそもの余剰カロリーが手に入る環境が必須だったのです。

でないとそもそも脳は巨大化できない。

と考えれば、やはりこの最も根本にある豊かな食生活の礎となった持久力を遺憾なく発揮させる人類の才能、体温調節能力、発汗機能はもっと評価されても良いと僕は個人的に思っています。

だからこそ、人間にとってもっとも重要で面白いつくり、能力こそが実は汗をかく発汗能力なのです。

みなさんもこう思ったことはないでしょうか?

なぜ人間は他の動物に比べて体毛が少ないのか?
我々はなぜ運動中に大量の汗をかくのか?

もともとをたどればアフリカの灼熱の大地を駆ける我々の大先輩たちアウストラロピテクスの「ルーシー」たちなどから脈々と受け継がれてきた、種として生き残るために見つけた努力・戦略の賜物が汗をかく能力だったりするのです。僕ら全員のDNAの中にはこのような壮大な文脈や背景が眠っている。

二本の足で走るという単純なランニングという行為。この単純な行為の中には実はこのような壮大さ、ロマンが隠れていたりします。これが進化生物学的ランニング。

僕がランニングが好きなひとつの理由。
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【ランニングを快適にするおすすめグッズ】ヘイロ ヘッドバンドHALOⅡ HEADBANDを使った感想

そして、そんな汗はランニングや運動では結構、邪魔になるというのもある意味ひとつの真実。

したたたる汗が目に入ったり、着ているTシャツが汗でぐちょっぐちょになったりするのはみなさんも経験があると思います。

または汗独特の匂いというのも気になる方もいるかもしれません。

が、先程も指摘した通り、汗をかくという素晴らしい能力がなければおそらくここまで人類が繁栄できていないと考えるとデメリットよりその壮大なメリットに目を向けてみるのもありかもしれません

何事もデメリットや悪い点、ダメな点ばかりに目がいきがちな我々。悪いところだけをあげつらうと人生生きづらくなるので、あえてこのような壮大なメリットに思いを馳せる知識の使い方をする。

または何かを使って実際にこれらの汗に対処する。

ランニング中にいかにうまく汗に対処するか?対処できるか?

ということで、今回この汗にまつわる僕が最近リピートして購入した「超」がつくおすすめアイテムをご紹介したいと思います。もちろん案件ではございません。自腹で購入してただただ良かったランニングアイテムです。

それがこれ。

ヘイロのヘッドバンド(HALO headband)

実はこのスポーツ専用のヘッドバンドは性能がかなり高くめちゃくちゃ良いアイテムだったので、ボロボロになるまで使い切り、リピートして購入したくらい個人的にはかなりおすすめのアイテム。

もともとアメリカのサイクリストが開発した汗止めヘッドバンド。「吸汗速乾」「防菌防臭」汗を吸ってもすぐに乾き、菌の発生を防ぎ、臭いも防ぐ。

特に何が一番良いのか?と問われれば、僕はデザイン性と快適性、このふたつのあんばい、両立かなと思っています。

↑ゴツイ感じのランニング用ヘッドバンド↑

↑細い感じのランニングヘッドバンド↑

画像を見ればわかりますが、汗止めヘッドバンドはゴツイ感じのやつや、細い感じのやつが多い中、このヘイロヘッドバンドはちょうど良いデザインが個人的には好み。というのも、このヘッドバンドのメーカーはそれぞれゴツイ感じのヘッドバンドや細い感じのヘッドバンドも出しています。

が、その良いとこどりをした感じがあると僕が思っているのがこのヘイロⅡプルオーバー

あまりにゴツすぎると頭に違和感や微妙なダサさが出て、細すぎると汗止めがしっかり機能しなく結局汗によってパフォーマンスが落ちる可能性がある。

ところが、このヘイロヘッドバンドの幅5cmが本当に良い感じに汗を止めて、着用感もとても心地よく、微妙なダサさも緩和してくれる。

写真を見る限りではごつく感じるかもしれませんが、実物はもっとスマートです。

このデザイン性と快適性それぞれの高さとその両立というのが個人的におすすめポイントです。

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【おすすめランニングヘッドバンドのメリット】ランニング帽子か?ヘッドバンドか?

そして、このランニングヘッドバンドは汎用性が高いのも特徴。

もともとサイクリストが開発したということで、このヘッドバンドはロードバイクのヘルメットを着用しながらも使用可能。さらにロングのレース、たとえばロングトレイルなどの選手も愛用しているため、自転車競技からマラソン、トレイルランまで幅広く対応しているのです。

また、付け心地も最高。締め付け具合が絶妙にちょうど良い感じなのもおすすめポイント。

というのも内部にある黄色のシリコンゴム。このゴムのおかげで、ズレることもなく快適に使用できます。

もちろん実際のレースでも使用しますが、僕がなぜこの内部にほどこされた黄色のシリコンゴムがボロボロにはがれるまで使い倒したのか?

それは練習でガンガン使っているからです。

正直、レースでは場面場面で2XUのランニングキャップを愛用していたりと、ランニング用の帽子は汗止めとしても万能です。

が、このランニングに使えるヘイロのヘッドバンドは日差しの影響がない夜間に走ったり、室内でトレーニングするときに最適。ロードバイクのローラー台の練習はもちろんのこと室内のトレッドミルでその効果が存分に発揮されるのです。

【最悪のマラソン】最高のランニングための科学 ケガしない走り方、歩き方【膝の痛みを治す走り方・ジョギング】

トレーニング中は汗が吹き出し、体温が上がります。室内では結構それがきついですが、タオルを巻いたりするとやはり蒸れたり、振動で取れる。さすがに室内でランニングキャップを被るのも憚れるし、そもそもキャップは多少の付け心地のストレスがある。

そんな中、快適にトレーニングに集中できるのがこのヘイロのヘッドバンドだったりするのです。

もちろん、ほかにもいろいろとスポーツ用のヘッドバンドがありますが、ロードバイクに乗るときにも使えるのが、お得感があり個人的にはリピートの決め手にもなっています。これはロードバイクを乗らないかたには微妙かもしれませんが、ヘルメットの下に着用できることからもスマートなデザインで、様々なトレーニング場面で使用できるのです。

この汎用性の高さ、競技を問わず使える感じが個人的には良いなと思っています。

↓ランナーにとっての自転車を活用したトレーニング方法2選↓

※コメント※
上記の動画はランニング以外にもロードバイクトレーニングにも焦点を当て、不安・鬱などのメンタルに対して運動がもたらすポジティブな効果を解説しています。
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【おすすめランニングヘッドバンドのデメリット】内側のシリコンゴムのはがれやすさ問題と対処法

と、良い点だけを述べるのもフェアではないので、微妙かなと思う点もあげたいと思います。

それがこの画像にある通り、このヘッドバンドの特徴のひとつでもある内側についている黄色のシリコンゴム。

この耐久性の問題です。

耐久性といっても、ゴムの劣化ではなく、このシリコンゴムのはがれやすさ問題

ここなのです。

僕は最初、汗びっしょりになったヘッドバンドを洗濯ネットの中に入れて洗濯機に突っ込んでいました。が、途中から手洗いに変えました。洗濯機にいれると「弱」で洗っても結構すぐにはがれてしまいそうな感じがあったのです。

これはヘッドバンド自体の個体差があるかもしれないので、あくまで個人的感想。

でも、ランニングを含むスポーツ専用ヘッドバンドの中でも意外と値段がすることを考慮し、長く使っていきたいと考えた結果、黄色のシリコンゴムがはがれないように手洗いするのがベストかなと現在は思っています。

僕は入浴中にヘッドバンドを一緒に洗うという時短戦略をとっていたりします。

でも、このようなデメリットを凌駕するレベルで装着感や使い心地、デザイン性が優れているため、僕の中でナンバーワンのヘッドバンドです。

トレーニングのやる気と質をアップさせてくれるおすすめアイテム。

気になる方は口コミ等確認してみてください。

>>ヘイロⅡヘッドバンドの口コミ

人間が進化の過程で手にした持久力を最大限に発揮する最強の武器。

それが汗、発汗能力。この能力を遺憾なく発揮し、快適にトレーニングやレースができる。そこにアプローチできるおすすめアイテムこそがこのヘイロⅡヘッドバンドプルオーバー。

ちなみにサイズは、写真で見た感じより実物はスマートな、バンド幅5cmがおすすめです。

このように快適に身体を動かせる環境設定・環境づくりもトレーニングのモチベーションアップやパフォーマンスアップにつながる重要な投資だと僕は思うので、気になる方は是非チェックしてみてください。おすすめです!

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